みのり福祉会 保育理念
【仏教保育綱領】
- 慈心不殺 ― 思いやりがあり生命を大切にする子ども
- 仏道成就 ― 正しきを見てたくましく前に進む子ども
- 正業精進 ― けじめを大切にしてよき社会人となる子ども
基本理念
- 教育基本法及び児童福祉法に基づき、すべての乳幼児に良質な教育・保育を一体的に提供します。
- 子どもの人権や主体性を尊重しながら、仏教の教えを通していのちを大切にし、豊かな心で逞しい子を育てる教育・保育をおこなう。
- 子どもの健やかな成長とより良い教育・保育の質の向上をめざして、職員は豊かな感性と愛情を持って接すると共に、知識の習得と技術の向上に努める。
- 保護者や地域の実体を踏まえて、子どもの最善の利益の増進を追及し、ワークライフバランスに協力すると同時にすべての子育て家庭、及び地域における子育て支援を行う。
敗戦国日本の復興をめざし日夜懸命に働く労働者の為に脇浜阿弥陀寺第十四世黒川泰秀和尚は、昭和32年よりそれらの幼な子に寺の一部を開放して、託児所みのり園を開設したのが、当認定こども園のルーツであります。
昭和45年には、社会福祉法人みのり福祉会とし厚生省から認可を受け、みのり保育園を再発足しました。
その後昭和56年には北区有野台に明照保育園を設立して、神戸の乳幼児の健全育成の為に微力ながらも貢献して参りました。
平成23年12月に、北神地区の待機児童の解消の為に以前から神戸市の保育所用地としての当該地を神戸市は広く一般公募され、応募したところ、当みのり福祉会が選考されました。
当法人は、半世紀以上の歴史の上に培われたその伝統の中で、当藤原台近隣の乳幼児の健全育成の為に力を注ぎたいと考えております。
当認定こども園は昼間のおうちです。
ですから家庭的な雰囲気の中で友達や保育教諭と楽しくのびのびと過ごせるよう設計されています。笑顔と笑い声のあふれる認定こども園づくりを目指したいと思っております。
子どもは未来を担う大切な仏の子です。
園と家庭がこの大切なお子さんを一緒に育んで行きたいと思います。
保育園は働くお母さんの(保育に欠ける子どもの)支援をして参りましたが、平成27年4月から「子ども・子育て新制度」が国により制定されました。
それにより当園は、親の就労に関係なく、保育を必要とするすべての子どもさんに門戸を開く幼稚園と保育園が一体となった「幼保連携型認定こども園」に移行しました。
この「幼保連携型認定こども園」は、良質な教育と保育を総合的に提供する学校です。
1号認定(3歳~就学前)はおおむね4時間の教育を行い、2号認定は3歳~就学までの子どもさんに教育・保育を提供し、3号認定は0歳~2歳までの子どもさんに保育(養護と教育)を提供します。
また地域の子育て相談や親子の集いの場の提供などの子育て支援を行っています。
詳しくは当園か福祉事務所にお尋ねください。